※こちらの情報は2023年度入試のものです※
首都圏 私立中高一貫校 2023年度入試特集 Vol.1
2月1日午前入試の受験者のうち半数以上が同日の午後入試を受験すると言われるほど、午後入試の受験者数は増加傾向にあります。
同様に2日午後、3日午後も増えていることから、現在の中学入試では午後入試を併願校に組み込むことは特別なことではなく、活用次第では受験を成功へ導くカギになっています。
午後入試を検討するにあたり、留意すべきポイントを紹介します。
➀あくまでも第一志望校を軸に考える。
当たり前のことですが、第一志望校を軸に午後入試を組みましょう。
午後入試がスタンダードになっているとは言え、一日に2回受験することでの子どもの体力的・精神的負担は少なくありません。
第一、第二志望校が午後入試の場合はいいのですが、場当たり的な午後入試の受験は想定していた併願パターンを崩してしまうこともあります。
慎重に検討しましょう。
②応募倍率ではなく実質倍率を確認する。
他の学校の合否次第で午後入試の受験を決めるご家庭も少なくありません。
見た目の倍率にあまり一喜一憂しないようにしましょう。
少ない募集定員でも合格者をたくさん出す学校の実質倍率はそれほど高くありません。
過去の応募倍率と実質倍率などのデータをしっかりと確認しておきましょう。
③偏差値ではなく過去問題で検討する。
一般的に受験生を多く集める入試の偏差値は上がる傾向にあります。
午後入試の場合、2教科や1教科の受験も多いですから、4教科受験の偏差値と一概に比べることはできません。
最初から「偏差値が高いから無理」とあきらめるのではなく、過去問題を解いてみてから受験を検討してみるのがよいでしょう。
理社よりも国算が得意な子が、「2科ならがんばれる」と予想以上の結果を出す場合もあります。
残りの一か月が一番伸びる時期です。本気でやれば道は開けます。
がんばれ、受験生!
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【1日、2日はタイプの異なる入試です】
1日のAO入試は、基礎学力型の入試です。
国語・算数ともに45分で90問前後出題します。
HPにサンプル問題を掲載していますので参考にしてください。
2日の入試は、一般入試レベルの問題が出題されます。
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【2月6日まで手続き可能な2科入試!】
入学金納入期限は2月6日(月)18:00。
6年間過ごす学校を落ち着いて決めることができます。
午後入試(国算)は15:20開始。
京王線国領駅・JR中央線 武蔵境駅からスクールバスを運行するので安心です。
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【スカラシップ入試を導入します】
2/1PM実施のスカラシップ入試は成績優秀な5名をスカラシップ合格とし、入学金の全額及び年間授業料の半額が支給されます。
この制度は創立者が残したバーサ・F・クローソン記念奨学金から支給されます。
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【女子美は、「好き」を力にする学校です。】
本校の午後入試は「女子美自己表現入試」です。
今、まさに自己表現力が問われる時代。
教科の枠をこえた課題に対して、自分の考えを記述する問題です。
発送・想像・思考・表現・構成・伝える工夫などの観点を重視します。
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【午後入試は算国2科で各100点】
創立135年を迎える女子国際教育のパイオニアです。
算数は計算、特殊算、図形などの標準問題、国語は説明文や物語文の読解と漢字の書き取りを出題します。
15時集合ですが、16時10分まで受け付けます。
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【特待生にチャレンジ!】
特待生入試は、3年間授業料免除のS特待、1年間免除のA特待、半年間免除のB特待と、3種類の特待合格が出ます。
受験勉強の成果を特待生という形で残しませんか。
2科または4科の選択となります。
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【午後入試の算数それぞれの特徴は?】
1日午後の算数1科入試では、標準レベルの1行文章題と計算問題を計50問出題します。
2日午後の2科入試の算数は、計算問題を含めて式や考え方を書く欄があり、部分点を入れる採点方法をとっています。
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【得意科目入試で合格を勝ち取ろう!】
2月1日・2日午後は①「国・算」②「理・算」③「国・社」④「英・英スピーキング」より1つ選択できます。
①~③は得点の高い方で判定するので、得意科目で勝負できます!
ぜひ合格を勝ち取りませんか?
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スクールFC 代表
松島 伸浩 さん
「幸せな受験」の本質を追求する進学塾スクールFCを一都三県で開校。
2023年2月に大森校を新規開校!
算数を指導するかたわら、小・中学校での子育て講演会や「中学受験・親のかかわり方大全」(実務教育出版)など著書も多数。
ポッドキャスト「中学受験ナビ・スクールラジオ」では学校情報、学習法、お悩み相談などを配信中!
(■朝日小学生新聞 2022年12月15日掲載)
※詳細等、必ず各学校の入試要項でご確認ください。