子どもをらくらく伸ばす方法
中学受験で、次のような子どもは珍しくないどころか、実際には大半を占めます。
「頑張って勉強しても何とか平均点。苦手科目は授業聞いていても全然わからない。」
「家で全然集中して勉強できない。ゲームばかり。偏差値30当たり前。」
多くの保護者の方は、中学受験で大変なストレスをお感じだと思います。
「最低でも、偏差値60後半の学校に合格させなければ。」
「今のあの子の成績では厳しい。何とかしなければ。」
というプレッシャーを、無意識的に感じている方が多いと思います。
保護者も大変ですが、
そのプレッシャーを感じている保護者の下で勉強する子どもも、大変なストレスを抱えます。
中下位層の子どもは、周囲に認められることも、
勉強がわかって面白い!と感じることも、非常に少ない状況に置かれています。
「勉強がきらいになってしまった」
「やる気自体をなくしてしまった」
「精神疾患を患うようになってしまった」という事例を実際に見聞きしてきました。
何か歯車が空回りしているように思います。
どうして子どもも保護者もそんなにストレスをためこまなければならないのでしょうか。
「最低でもここより上の学校に合格させたい」という考え方は本当に必要でしょうか。
私の塾から、毎年合格者が出ます。
みんな、偏差値30台、40台、50台の学校です。
でも、その子どもなりに苦労して頑張った結果です。
その子どもなりに、自分で受験を乗り越えた事実がそこにあります。
私は、一人ひとりの合格が心から嬉しいですし、
一つ一つかけがえのない意味のある合格だと思います。
「偏差値○○以下は、合格しても意味がない」という思考を一旦横に置いて、
笑顔でそのままの子どもを受け入れ、ゆったりした気持ちで、
私のメルマガを読んで頂ければ、と思っています。
中下位層の子どもに適した指導法があります。
学習の進め方、合格の仕方があります。
受験ストレスに疲れている子どもたちがたくましく受験を乗り越えていけるように、
保護者の方が笑顔で中学受験に関われるように、お役に立ちたいと思っています。
(2011年4月14日のメルマガ第1号から)