小学生に求められる勉強は、これから長い人生を切り開く力を身につけることです。
学習の習慣、基礎や基本の理解、正しい勉強法の修得は必須です。
多少のことでは諦めず、へこたれない「がんばれる力」を身につける時期です。
【国語】
中学受験の国語は、読解と文法・漢字・語彙などの知識を問われる問題から構成されています。
知識問題は1つ1つクリアして蓄積をしていくしかありません。
問題は読解です。物語文・説明文などを解くためにはさまざまなテクニックがあります。
しかし、何よりも重要なのは、速く正確に読む力を身につけることです。
中学受験の問題文の量は、学校の授業とは比較になりません。
時間との戦いです。
このときに威力を発揮するのが「速読」です。
中学受験生には「読解力向上トレーニング」を国語の授業で必ず取り込んで行うことにしています。
【算数】
受験の算数には旅人算・仕事算・過不足算などさまざまな解法パターンがあります。
しかし、伸栄学習会では原則として、中学で学ぶ方程式を活用して解くことを勧めています。
理由は、方程式を使えばすべての問題が同じやり方で解けるからです。
旅人算など個々のパターンを覚える必要がなくなります。
もう1つの理由は、中学以降の数学に直結するからです。
せっかく旅人算などをマスターしても、その後の数学でこの技法が使える場面は基本的にないからです。
伸栄学習会では、なるべく早く小学校で学ぶ算数を終え、方程式に関連した単元を学びます。
これらを一通りマスターしてから本格的に受験算数に移ります。
従って、大手チェーン塾をはじめとした他塾のカリキュラムとはかなり異なっていることをご理解下さい。
【理科・社会】
中学受験の理科・社会ではかなりの知識量が必要になります。
受験する中学によりますが、高校入試の理科・社会より難解であることがよくあります。
ですから、暗記は必要です。
ただ、同時に、物事の本質を理解することがもっと大切になります。
例えば、天体の問題では、太陽や星の日周運動や、季節による太陽の南中高度や星座などは、すべて地球の一日あるいは一年の動きを理解することが早道です。
社会も同様です。歴史は個々の出来事だけではなく、大まかな流れを捉えることが大切です。
闇雲な学習は効果的ではありません。
伸栄学習会は個別指導で進めます。
受験する学校を見据えて、個々にカリキュラムを作って授業を進めます。
【英語】
最近、受験教科に英語を取り入れる中学が増えました。
このような中学を受験する場合、英語を選択するのも1つの方法です。
これも中学によりますが、英検3級あたりが目安になります。
中学受験で英語を希望される場合は個々に対応します。