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塾を活用して学習のペースをつかもう

2021.01.29 塾選び

 2020年度から全面実施される新学習指導要領では、「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「学ぶ意欲」の3つのバランスが重視されており、中学入試でも、従来の「知識・技能」を確認する問題に加え、「思考力・判断力・表現力」を見るような問題が増えてきています。文章題では設問文が長くなり、その長文を読解できないと解答できない問題が登場していますし、いくつかの資料を参照して解答を導く問題や、あるテーマに関して自分の意見を述べさせる問題も増えてきています。こうした問題に対処するには、ていねいに情報を読み取って、自分の頭で整理し、納得のいく解決策を示すという作業を根気よく続けていくことが大切になります。普段の学習から、自分の出した解答や論理を、客観的に見つめ直す練習をするといいでしょう。


 塾選びに関しては、こうした学習を辛抱強く支援してくれるかどうかが大きなポイントになります。塾は、学習のペースメーカーですから、どの段階で何を学ぶかについてのスケジュールがはっきりしていることが前提ですが、それに沿って学び続けるためには、子どもが喜んで通うことのできる塾である必要があります。それには、まずは何人かの仲間と通えるような身近な塾が最適です。とくに低学年の塾選びでは、楽しく学べることを重視するといいでしょう。5年生になって進学を意識した塾を選ぶ場合も、子どもが指導者に親しみを感じるかどうかを大切にしてください。子どもの成長速度はまちまちですし、能力もそれぞれです。それを十分に把握したうえで、その子どもに合った指導を受けることができれば、着実に力をつけていくことができるはずです。
 


森上 展安氏 

【プロフィール】

早稲田大学法学部卒業後、進学塾塾長などを経て、1988年に私立中・高や学習塾を対象とするコンサルタント「森上教育研究所」を設立。現在は同研究所の代表を務める一方、受験や中高一貫教育についての豊富な情報と経験を生かし、評論・分析の分野でも活躍。ほぼ毎週、中学受験の保護者を対象に、著名講師陣による「わが子が伸びる親の『技』研究会」(oya-skill.com)を動画配信している。


■朝日小学生新聞 2020年3月19日掲載

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